17.1月.2013 Trekの29erディスクブレーキ仕様のMTB(Superfly AL Elite)にリアキャリアを取り付ける

先日の自転車キャンプのためにTrekのSuperfly AL(29er, HT, ディスクブレーキ)にキャリアを取り付けて運用したのですが、取り付け方にちょっと苦労があったので書いておこうかとおもいます(お試しになる方は一応自己責任ということで・・・)。

そもそも、Superfly ALは「29インチ」、「ディスクブレーキ仕様」、「フレームにキャリア取り付け用のダボ穴が一切ない」など、キャリア搭載にはとことん向いていないMTBです。もともと山中を速く走るために生まれてきた子なので、そもそもキャリアを搭載すること自体想定されていないようなのですが、そこは趣味の世界。TrekのMTBでツーリングっていうのもなかなか面白そうではないですか~。無かったら作るくらいの心構えでいこうかと思います。

さて、29インチハードテイルに対応したキャリアですが、ざっとネットで調べたところTopeakの「Explorer 29er Tubular Rack」とTubusの「Logo Classic(model 82000)」なんかが見つかりました。Topeakのトランクバッグを持っているのでTopeakでも良かったのですが、私的にクロモリ製・ドイツ製という点がポイント高い、Tubusのラックを使うことにしました。

次に、取り付け時に解決すべき点と解決策です。私のSuperfly ALでは以下の3点を解決する必要があります。

  1. シートステイ(フレーム後上部)にダボ穴が無い問題
    解決策ですが、フレームにダボ穴を増設するパーツが各社から出ています。シートクランプに穴を増やすパーツなんかが一般的じゃないでしょうか。ただ、シートクランプまでは距離がありすぎる感があったので、Tubusが出しているClampset for Seat Stay Mountingを使うことにしました。これはシートステイに金具を巻き付ける感じでダボ穴を増設できます。金具とフレーム間にタイヤチューブを挟めばフレームも傷つきません。解決。
  2. リアエンド(フレーム後下部)にダボ穴が無い問題
    これですが、同じくTubusが出しているAdapter-Set for Quick Release Mountingを使うことにしました。これは後輪のクイックリリースのアクスルシャフトに、穴あき金属プレートを通すことでキャリア下部を支えるネジ穴を増設します。流石Tubus、このパーツがあれば基本的にどんなMTBにもキャリアは取り付いてしまうのではないでしょうか。解決。(なお、Logo Classicの耐加重は40kgですが、このパーツでマウントすることで耐加重が25kgになる模様。)
  3. ディスクブレーキ車である問題
    最後にこれですが、ディスクブレーキが搭載されている場合キャリアの下部とブレーキが干渉する問題が発生します。Topeakはディスクブレーキ対応キャリアも出してくれていたりするのですが、Tubusはなさげです。解決策ですが、フレームとキャリアとの幅をスペーサで少し広げてあげれば大丈夫です。上記のAdapter-Set for Quick Release Mountingには少し長め(200mm)のQRシャフトがついてくるので、多少スペーサを挟んでも大丈夫。解決!

なんだ簡単じゃん!
ってことで、この計画を基に実際にパーツを注文してみました。注文先はTubus製品がありえないくらい安いBike24です(Logo Classicがなんと62,94 €だった!)。ついでにペダル等もお買い得だったので購入。届くのは半月もかかったのですが、かなりお得な買い物だったと思います。

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ぼっこボコのダンボールで届いた・・・。

さて、取り付け作業です。届いたパーツは以下の通り。
まずはLogo Classic。サイズが何種類かありますが、model 82000が29インチ対応品です。

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かっちょいい!

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付属品

次に、ダボ穴増設パーツ、Clampset for Seat Stay Mountingです。このパーツはシートステイの太さによって何種類か選べるのですが、タイヤチューブを挟んで巻くことも考えて18-19mmと 21-22mmの2種類を注文し、結果的に21-22mmの方を使用しました。そう高くないパーツなので、どのサイズか迷うくらいなら富豪的に全種類注文ししちゃってもいいかも。

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固定部の様子

次にAdapter-Set for Quick Release Mountingです。

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一式

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純正QRとの長さ比較

さてこのアクスルマウントですが、実際に届いたLogo Classicを固定しようとしたところ、なんと固定できないという問題が発覚!!キャリアに固定する金属プレートのネジ穴位置がキャリアのネジ穴位置と微妙に異なっています。ネットで画像検索してみたところ、画像のように金具の形状が2タイプあることが判明。私の所に届いたものは右側の方で、確かに左側のやつだと合いそうなきがしますが・・・。マイナーバージョンチェンジか店員が間違えたのかよく分かりませんが、買うときはショップに形状を確認したほうがよさげです・・・。

tubus-adapter-set-for-quick-release-axle-mounting

形状が2タイプある!?

返品等も考えたのですが、正月が終わってしまうのは明らかなので、キャリア側にドリルで穴を増設しました(海外から安く買っている分、これくらいのリスクは仕方ないのかもしれません)。2箇所あるうちの上の方にあるネジ穴は金具の回転を防止するための穴っぽいので、フレーム強度にはあまり影響がないのではないかと(たぶん・・・)。

camp2013-8

仮組みして穴の位置を決めた後に穴あけ

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中央が増設した穴

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ひとまず完成

そんなこんなで、諸々の問題は解決。あ、シートステイに固定するキャリア側の棒は少し曲げる必要がありました(説明書にも曲げてねと書いてあった)。
最後に、ディスクブレーキとの干渉問題ですが、フレームとキャリア固定金具間に12mmくらいのスペーサ(6mm x 2個)を入れたら干渉しなくなりました。Logo Classicの付属品スペーサと手持ちのワッシャ何本かで何とかなった感じ。反対側も同様。

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ディスクブレーキ側のスペーサ(黒いのがスペーサで、銀色の板がキャリア固定用金具)

そんなこんなで、完成したのがこちら。

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荷物を乗せちゃってるので分かりづらいですが、特にがたつき・異音等はありませんでした。

ちなみに、輪行時など、キャリアを取り付けている場合、後輪を外す際にQRシャフトを完全に引き抜く必要があるのでこの分若干面倒になりますが、私の持ってる輪講袋は前輪のみ外すタイプなので特に問題はなさげです。

なお、キャリアを外して山仕様に戻す際の手順はとても簡単で、アクスルシャフトを引き抜いてキャリア下部をフレームから外し(通常のQRシャフトに取り替え)、シートステイのクランプに固定した2本のネジを外してキャリアを取り外すけです。シートステイのクランプ金具は付けっぱなしでも問題なし。慣れればタイヤ交換作業も含めても15分くらいで元の山仕様に戻せます。

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There are 2 Comments to "Trekの29erディスクブレーキ仕様のMTB(Superfly AL Elite)にリアキャリアを取り付ける"

  • ryoppy より:

    TREK X-CALIBERにキャリアを付けたかったのですが
    ダボ穴がなく困っていたところブログを拝見させていただきました。
    とてつもなく参考になりましたーありがとうございました(T_T)

  • dendenkamushi より:

    お役に立ててとても嬉しいです。
    あれから何度も遠出しましたが今の所何の問題なく使えていますので、是非お試しを!

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